空白だらけの手帳が激的に顧客満足度を高める!

世の中には手帳に仕事の予定がぎっしり埋まっていることで安心する人が多くいます。

特に営業パーソンはその傾向が強くあります。
手帳が予定で埋まっていると、自分が必要とされていると感じるからです。

しかしあなたに仕事を依頼する顧客からしたらどうでしょうか?

連絡してもつかまらない、電話に出ない、折り返し電話も遅い、なかなか打ち合わせに来てくれない、…そんな営業だと思われているかもしれません。

 

スポンサーリンク


こんなにスカスカな予定でいいの?

手帳(=スケジュール)には適度な空白が必要です。空白がないと急な仕事やイレギュラーな仕事に対応できないからです。

しかし営業マンのA氏は更にそこから進んで「手帳にはかなりの空白が必要だ」という考えに至りました。

実は、手帳には「適度な空白」ではなく「かなりの空白」が必要なのです。

自分でも「こんなに空白だらけの手帳で本当に大丈夫か?」と心配になるくらい予定が無いほうが、うまく仕事をこなせるのです。

いかにハイスピードで仕事をこなすか!?

手帳に「適度な空白」ではなく「かなりの空白」を作るのは、スピードとフットワーク最重視して猛烈に仕事をこなすためです。

A氏はあるときから手帳の空白を拡大することによって、猛烈なスピードで依頼された仕事をこなしまくり、呼ばれたらすぐ客先に飛んでいく、超フットワークが軽い営業マンに変身しました。

それは「必要とされていない客先訪問(=挨拶訪問など)をやめる」ことで「手帳の空白を作り出し」、「自分を必要として電話をかけてくるお客様のところへ急行」できるようになったのです。

こうしてタネ明かしをすると単純な話ですが、世の中の多くのビジネスパーソンは「必要ではない仕事をたくさんする」ことで「手帳の空白がなくなり」、「本当に必要な仕事が後回しになる」という負のスパイラルに陥っているのです。

そして「忙しい忙しい」と嘆き、せっかく向こうから「打ち合わせに来てほしい」と言ってくれる顧客に対して「今、バタバタしていまして…」と言って不興を買っているのです。

しかしゆるやかなスケジュールでのんびり仕事をしているように見える「手帳が空白だらけな」A氏は、客先から来て欲しいと言われれば「はい、では1時間後でいかがでしょうか?」と言えるのです。

「今、バタバタしていまして…」と言い訳する営業パーソンは「来週金曜の夕方でいかがでしょうか?」と言うのがやっとです。これでは商談の熱が冷めてしまいます。

スピード対応はサプライズである!

スピード対応が求められたりスピード対応が感謝されるのは、客先訪問だけではありません。

見積りや提案書、図面などの「成果物」にもスピードが求められます。むしろそれら成果物のほうが至急、緊急と言われることが多くありあす。

なのでこれらも猛スピードで提出します。

簡単な見積りなら依頼されて10分以内でサクッとメール送信します。すると依頼した相手があまりの速さにビックリしてお礼の返信をくれるのです! こうして相手を驚かすことが最近のA氏の密かな楽しみになっているようです(笑)

仕事が立て込んでいるときは「あさっての夕方までには提出します」とこちらで期限を提示して猶予を稼ぎます。しかしあさってと言いながら明日、もしくは今日のうちに提出してしまうのです!

あまりに無茶で向こうがねじ込んできた提出期限には必ずしも応えなくてよいとA氏は考えます。しかしちょっと無理な期限だと思っても、自分で約束した期限を破ったことはここ数年ないとのことです。

そんな対応ができるのも、A氏が可能な限り手帳の空白を多くしているからです。

予定を入れるにしても立て続けに入れるのではなく、予定のあい間あい間に空白を入れて「何かあっても即対応」できるようにしておくのです。

苦労は美徳ではない!

仕事は「自分がラクな状態」がもっともパフォーマンスを発揮できます。

スケジュールに追われに追われて目が回っているようでは、ミスはしやすくなるしストレスで怒りっぽくもなります。

しかし「自分がラクな状態」であれば時間的にも気分的にも余裕が出てきます。その余裕はあなたの人柄になり、顧客に安心してもらえるのです!

スポンサーリンク


スポンサーリンク

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ