社内と社外の効率の違いを徹底比較する!

あなたが目標に追われる外回りの営業パーソンなら、社内にいるより外に出て仕事を取ってきたい気持ちや焦りがあると思います。

しかしあなたは電話やメールをしたり書類を作ったりと、外回り以外にやるべき仕事を抱えています。
それでも見切り発車で外出すると、それらのやるべき仕事のハードルがグッと上がってしまいます。

社内では簡単にできる仕事でも、社外になっただけで難易度が上がるのです。

まずは仕事のこの性質をキチンと意識しましょう。それだけであなたの時間の使い方や仕事のしかたが改善されるのです!

 

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社外と社内の作業性の違い

では社内では簡単にできることが外出先だとどうなるかを考えてみましょう。

(1)パソコン
社内では当たり前に使えるパソコンですが、外出先では使える場所が制限されます。
まず、雨が降る屋外では使えません。
電車内では座れないと使えません。
カフェに入ったりしないと落ち着いて使えません。

会社によってはデスクトップパソコンとノートパソコンの両方が支給されている場合もありますが、ノートパソコンは処理速度や画面の大きさが違うため、会社のパソコンより作業効率が悪くなります。

(2)スマホ
パソコンと違ってスマホは電車内で立っていても使えます。しかし画面が小さいので複数の書類を見るのに適しません。
また、夏の日差しなどでは画面が暗くて見づらくなります。

(3)電話
電話もパソコンと同じで、外出先での使用は不便です。
着信があっても「電車内なので折り返します」と言うのが精一杯です。
屋外では、風や街なかの音を拾うので使いづらいです。

また、電話をかけて相手が不在で、こちらが客先に入ったタイミングで着信があったりと、社内にいるより電話が取りづらくなります。

屋外で資料を見ながら電話するのもひと苦労です。屋外には書類を置く適度な台や座るところが少ないので、電話をしながら資料を持つことになります。するとメモがとれません。
やはり電話も社内が使いやすいようです。

(4)資料
当然ですが社内には全ての資料が揃っています。パソコン内の資料も紙の資料も顧客の名刺もあり、しかもすぐに取り出せる状態になっています。

しかし外出先では持ち出した資料が僅かにあるに過ぎません。顧客の名刺も数枚しか持っていないでしょう。

また、資料ではありませんが、社内には「人」がいます。
分からないことがあれば誰に聞いても構いません。

しかし外出先からだと電話かメールで聞くしかありません。これでは複雑な用件だと意思疎通が難しくなります。
社内では対面で納得行くまで質問できますが、外出先からの電話やメールでは意思疎通が難しいのです。

社外のほうが捗ることもある…!

…以上、社内と社外の作業性を比べましたが、社外の方が良いことは全くありません。

しかし別の項目でも書きましたが、社外の方が捗ることも、あることはあります。
例えば資料を読むことがそうです。

社内ではいつ上司の呼び出しがあるか分かりませんが、電車内ではそれらがシャットアウトされた状態なので、集中して資料を読むのに適しています。

私は社内で配られた資料をあえて電車内で読むようにしています。社内だと気が散って読みづらくても、電車内なら一気に読めるからです。

まとめ

仕事は可能な限り社内でこなし、社外でする仕事は極小にしておくと捗る、これが今回の結論です。
全てのインフラがある社内なら5分で終る仕事でも、社外ですると30分以上かかることはザラにあります。

商品数が4~5個程の簡単な見積りでも、社外から社内の人に電話して代理で作ってもらうとなると本当に大変です。
まず、見積りを作るために元になる資料(=仕入価格表など)を探す必要があります。

「左の真ん中の引出し、その手前のほうにあるファイルに○○という資料があります」「その資料の下の方に書いてある△△を見て下さい。それを…」というふうに、全て細かく指示しないと分かってもらえません。

自分では簡単にできることでも、電話越しで他人に分かるように説明するのは至難の技なのです。

営業パーソンは外出してナンボなので外出するなとは言いません。しかし何も考えずに外出すると、後で苦しむのは自分です。そうならないために「これだけは必ず社内で終わらせてから外出する」と考えることが大切です。

そのためには、社内と社外の効率の違いや作業濃度の違いを常に意識しておきましょう!

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