勇気をもって「やらないこと」を決める!

あなたが日々忙しくて時間がないと思うなら「やらなくてもいい仕事」がないかを見直す必要があります。

やるべきことを書き出すのは簡単ですが「やらなくてもいい仕事」や「やるべきではない仕事」を見つけるのは意外と難しいものです。

しかしだからこそ「やらなくてもいい仕事」を見つけ出し、その仕事を廃止することで時間を捻出してほしいのです。

 

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やらなくてもいい仕事はやらなくていい!

…こう言うと変な文章になりますが、しかしあえてこう言ったのは日本の会社ではやらなくてもいい仕事をやるべきだと思い込んで一生懸命やっているビジネスパーソンがあまりにも多いからです。

まだヒマつぶし的にやらなくてのいい仕事をやっている分にはいいのです。本人に「これはヒマつぶしの仕事だから」という意識があるからです。

なのでいざ、それよりも重要な仕事が舞い込んできたらヒマつぶしの仕事を投げ捨てて重要な仕事に取り掛かることができます。

しかしやらなくていい仕事を『やるべきだ』と思いこんでいると、そのような柔軟性すらなくなります。

そして「時間がない、時間がない」と言いながら、長時間労働をして成果も上がらない状況に陥ることになります。

日本の企業はムダだらけ!

では、やらなくてもいい仕事とはいったいどんなものでしょうか?

それは社内資料をプレゼンソフトで時間をかけて作ったり、必要以上に客先を訪問したり、不必要な会議を頻繁に開いたりと、日本の企業では当たり前になっている類の仕事です。

また、ひとつの物ごとを進めるのに書類が複数あるのも日本企業にありがちなムダです。

例えば届出書類AとBがあるとして、それらは本当にAとBの2種類いるのかを見直すべきです。

AとBを統合すればひとつ仕事が減りますし、そもそも両方とも必要なかったということも考えられます。

仕事には「勇気」が必要!

何かを決めるときに全員の同意がいるというのも効率化を妨げる大きな問題です。
これは村社会である日本的な発想ですが、これでは9人が賛成しても1人が反対すれば決まりません。

こうして未決事項が増えていくことで、いつまで経っても仕事が減らないのです。

仕事を減らすには「勇気」が必要です。
前例にならって書類AとBの両方を使っていれば「安全」ですが、それらを廃止するには勇気がいります。

書類を廃止すれば保守的な人があなたを責めるかもしれませんし、廃止したことで何か問題が発生するかもしれません。

しかし問題が発生すればそれを改善すればいいだけのことです。何ごとも初めから全てがうまくいくわけではないので、そのつど改善すればいいのです。

「やらなくてもいい仕事」を探すことが仕事

仕事は常にトライ&エラーの精神が必要です。全員の同意が必要なのも、突き詰めて考えれば「誰からも非難されたくない」という気持ちがあるからです。

しかし非難されても甘んじて受ける勇気があれば解決できることです。

何かを変えたり削ったり廃止するのは勇気がいりますが、それでも少しずつ改善していかないと仕事はどんどん増える傾向にあるので、最終的に身動きが取れなくなります。

そうならないためにも、常に身の回りの「やらなくてもいい仕事」に目を光らせ、勇気をもって廃止することを考えましょう!

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