ブルーオーシャンを体験せよ! 苦労する現状はレッドオーシャンだ!

ビジネスではブルーオーシャンで戦えといいます。ブルーオーシャンとは争いがなく青くて静かな海のことですが、その反対はレッドオーシャンです。

レッドオーシャンとは血で血を洗う戦場のことで、そこでは敗者はもちろん勝者も苦しい戦いを強いられます。

 

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ブルーオーシャンの素晴らしさ!

例えばシェア争いが加熱している市場はレッドオーシャンに当たります。シェアトップの企業も価格競争で疲れ切っています。営業部隊のプレッシャーは凄まじく、精神的に参って辞めていく部員が多くいます。

一方、新市場を作る意気込みで製品を投入する企業はブルーオーシャンで好きなように売上を伸ばせます。

もちろんその製品が顧客のニーズを掴めればの話ですが、ライバルは皆無なので時間をかけて市場規模を拡大させることができるのです。

価格競争も発生しません。ライバル企業との熾烈な価格競争で適正価格が決まるのではなく、顧客が財布を開く価格が適正価格になります。

地獄に住み続けるとどうなるか?

…と、ここまでが多くのビジネス書で言われるブルーオーシャン・レッドオーシャンですが、私を含めて多くの人がこの重要性を心底理解していません。

と言うのも、実際にブルーオーシャンを体験したことがない人が私を含めてほとんどだからです。

また、既存の枠組みがある仕事を続けるほうがラクということもあります

たとえレッドオーシャンでも、昔からの市場があり、昔からの顧客がいて、ライバルも昔から知っているところです。現状を変えるのではなく現状より少し多く努力すればいいと無意識で考えてしまっているのです。

もっと言えば、自分がいるところが血で血を洗う地獄のレッドオーシャンだということに気づいていないのです。熱い風呂でもずっと入っていれば慣れるのと同じです。

そして自分自身にも部下に対しても「努力が足りない!」と更なるレッドオーシャンに突き進むことになるのです。

真逆の道を行け!

人間の保守性は思った以上にやっかいです。私は好奇心旺盛な方ですが、どうしようもない保守性も合わせ持っています。

なので「もっと早くこうしておけばよかった」ということがたくさんあります。

先日、ある物ごとで今までやっていた方法を変えたところ、そこには圧倒的なブルーオーシャンが広がっていました。

これはいくらビジネス書を読んでもダメで、実際にブルーオーシャンを体験しないとその凄さは実感できません。

一度ブルーオーシャンを体験すると、今までの苦労は何だったのかと悲しくなるほどです。

ブルーオーシャンを発見したことよりも、今までの血のにじむような努力が否定されたような気がして深く傷つき、衝撃を受けるのです。

それくらいブルーオーシャンは「ずるい」のです。
しかしビジネスは法や倫理に反しない限り「ずるいは正義」なのです。

あなたも私もレッドオーシャンに居続ける必要はないのです!

いかにしてブルーオーシャンを見つけるか!?

そのためにはさまざまなことを試すしかありません。もし今あなたが北に向かって歩いているとしたら、西北に向かう程度ではダメです。思い切って南に向かうくらいの大転換がなければ新天地は見つからないのです。

その思い切りができるかどうかに、仕事や人生がかかっていると言っても過言ではありません。

今までの常識を打ち捨て、誰もが「やめておけ」という方向にあなたは向かうのです。道なき道を行くと言えば格好良いですが、実際には孤独と不安がつきまといます。

それに南に向かったからといって、北よりも現状が良くなるとは限りません。

しかしブルーオーシャンは思わぬところにあるのです。その孤独と不安、そして投資がムダになる絶望的な状況を考えても、ブルーオーシャンを見つけることは本当に大切なことなのです!

ブルーオーシャンの衝撃!

多くの成功者がブルーオーシャンの大切さを説いていますが、それはその人自身が実際にブルーオーシャンを見つけることに成功したからだと私は見ています。

私が見つけたブルーオーシャンはそんな大成功とは程遠い、とても小さなことですが、それでもその衝撃は大変なものでした。

この衝撃は思い切った方向転換でブルーオーシャンを発見することでしか味わえません。

「苦労は美徳」とはほど遠い、どこまでも静かで穏やかな海…、そんなあなただけのブルーオーシャンを探す旅に出てほしいと思います!

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