ビジネス書は多読しまくれ!

今はスマホがあるので、読書をしない人が大勢います。

スマホや携帯がない時代でも、多くの娯楽があるので読書離れは進む一方でしたが、ここに来て更に読書離れが加速した気がします。

しかし読書をしないことで、実は多くの有益な情報やノウハウをスルーしているのです。

 

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読書は最高の自己投資だ!

結論から言えば、どんな人でも読書するべきです。
1年で1冊しか読まない人は5冊を目指し、10冊の人は20冊を目指して欲しいのです。

読書はこれ以上なく素晴らしい自己投資だからです。
読書にリスクがあるとすれば、購入するときの100円~1,500円ほどの金額のみです。
株式投資のように多額の費用がいるわけでもなく、習い事のように費用と多くの時間を犠牲にする必要もありません。

自分に向かない本だと思ったら、即読むのを止めて次を探せばいいのです。
古本屋なら1冊100円から購入できます。

たとえ100円の本でも、内容が有益であれば無限大のリターンがあります。
読書は必ずあなたの役に立つのです。

ライバルと大きな差がつく!

世の中には娯楽が溢れているので、多くの人は時間を割いて読書をしません。

そんななか、あなたが読書に目覚めて月1冊でも読んだらどうでしょうか?
1年で12冊、10年で120冊です。

その間、多くの人は相変わらず読書をしません。
すると知識量で何十倍、何百倍もの差がつくのです。

逆に言えば、あなたのライバルA氏が読書をしまくっていた場合、あなたとA氏の差は開き続けます。

「A氏はいつも猛然と仕事をしている」とか「最近はテキパキ仕事を進めている」というのは見て分かりますが、読書で大きな差がつくことは見えません。

しかし確実に読書をする・しないで大きな差がつくのです。

とにかく手当たり次第に多読、多読!、多読!!

ではどうすれば読書がビジネスに効くのでしょうか?
それはビジネス書を多読することです。

「1冊読んで感銘を受けてそれっきり」では効果がありません。

常に様々なビジネス書をたくさん読むのです。

ビジネス書はノウハウの宝庫です。体験談や失敗談、仕組みや工夫、…これらがどのビジネス書にも凝縮されています。

私は常にビジネス書を2~3冊、持ち歩いています。
気分に応じて少しずつ読むのです。

小説のように一冊をじっくりと、ではなく、次々と手当たり次第に読みましょう。

オリジナリティを求めると挫折する

仕事ができないB氏はオリジナリティを求め過ぎます。
B氏は頭が悪いわけでもなく、才能やセンスがないわけでもありませんが、仕事にオリジナリティを求め過ぎるのです。

物ごとをゼロからやろうとすることで膨大な時間がかかってしまい、納期に間に合わなくなって周囲に迷惑をかけています。

そんなB氏がやるべきこと、それはビジネス書を多読してノウハウを吸収し、自己流とオリジナリティを止めることです。

B氏は何となくビジネス書を敬遠していましたが、ビジネス書を多読するようになって、仕事がうまく回り初めて自分でも驚いています。

とにかく本屋に行ってみる!

読書が苦手な人は本屋に行きません。

しかし月に1回でいいので本屋に行って「どんな本が並んでいるか」を見て回ると、世の中の流れが分かります。

どんな本が平積みされているか、どんな特設コーナーがあるか、…これらを見るだけでも大違いです。

特に地方では車移動がほとんどです。
電車の中吊り広告で世の中の流れを知ることもできません。

そんな場合でも、本屋に行くことは世の中の流れを知る上で有効な手段です。

「読書するだけで頭が痛くなる人」は読まなくてもいいので、本屋に行く習慣をつけましょう。

なるべく簡単な表現のものを選ぶ!

かつて、マルクスの資本論はインテリの必読書でした。しかし内容が難しすぎて真に理解している人は研究者でも少ないと言われています。

また、マルクス以外でも1970年代頃までの本は文章が分かりづらく、読むのにひと苦労します。

しかし最近は「分かりやすく書かれた本が良書である」という、当たり前のことが当たり前になってきました。

ちなみに分かりやすい文章で書かれた本でも、その著者が若かった1970年代頃に書いた本を読むと、ワザと難解に書いているとしか思えない文章でうんざりします。

このように、本の文体にも時代の流れがありますが、そういう意味で現在は読書のハードルが低くなっているので読書しない手はありません。

また「難解だからありがたい」ことは全くありません。

サッと読んでみて読みやすいものがあなたに合った本です。読みにくい本は読むのを止めて、読みやすい本を探しましょう。

赤でラインを引いて読む!

私は読書するとき、小説以外は赤でラインを引いて読みます。

重要な箇所は赤丸で囲んだり、感じたことをメモしたりと、本の見た目は悪くなりますが、こうして本から知識やノウハウという名の栄養を吸収しています。

また、読み終わった本は読書メモをつけるのも有効です。
凝った内容にせず、テキストエディタに個条書きにすれば充分です。
それをPCに保存し、スマホにも入れてたりクラウドサービスにアップしておきます。

電車の待ち時間にサッと見返して、自分の血肉にするのです。

多読は死角をなくすため!

多読するのは物ごとの死角を無くすためです。

例えばこれはただの陶器ですが…、

角度を変えると…、

…マグカップであることが分かります。

このように、情報はさまざまな角度から見ることで真の姿を現すのです。
一冊読んで感銘を受けてそれっきりでは、真にあなたの力にはならないのです。

常に多読して自分の知識に死角がないか、自分は物ごとを多角的に捉えているのかを自問しながら読書する…、これが大切です!

新書は宝の山である!

ビジネス書をある程度多読して余裕があれば、今度は新書を読みましょう。

ウィキペディア 新書

ビジネス書が即、ビジネスに役立つノウハウ集だとすれば、新書は業界や世の中の動きを大ざっぱに把握するのに向いた書籍形態です。

新書は政治・経済・文化・思想・音楽・流行など、あらゆるジャンルを網羅しているので、それらを読めば世の中が見えてきます。

ビジネス書のように即効性があるとは限りませんが、遅効性でも必ずあなたの知識・知恵・思考にプラスをもたらしてくれます。

読書は深いところであなたを助けてくれる!

私はビジネス書の多読を10年以上続けていますが、直接役立つ場合もあれば、大局的な人生の判断に役立つこともあります。

今、こうして文章を書いていますが、その下地には膨大な読書の経験があります。

読書することで知識や読解力はもちろん、文章力や判断力、直感力も鍛えられます。
それらは数値化できないものですが、私の大切な財産です。

ユダヤの格言に「知識は絶対に奪えない」というものがあります。
政変や戦争で財産を没収されても、頭の中の知識だけは誰も奪えないのです。

多読することで知識という財産を増やし、ストレスなく高い次元で仕事ができるように、日々読書しましょう!

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