通勤ルートは超合理的! しかし仕事は不合理…?

あなたの通勤時間はどれだけでしょうか。A氏は15分、B氏は50分、C氏に至っては1時間40分もかかります。人によって通勤時間はまちまちですが、共通して言えることは通勤時間にムダな寄り道をする時間は1秒たりとも含まれていないということです。

例えば通勤途中にわざわざ遠回りで会社に行く人はいません。「普段は表通りから会社に向かうけど、今日は裏通りから」ということはあっても、そもそも全く違う方向に遠回りをして会社に向かう人はいないはずです。

電車はもっとも合理的なルートで乗り換え、少しでも近い階段から、少しでも近い通路から駅構内を移動するはずです。それは誰しもが当たり前に行っていることで、これと違うことをする人は皆無でしょう。

 

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もっとも合理性を発揮すべき仕事の現場では…

しかしこれが仕事となると、多くの人がムダな遠回りをして平然としています。

毎日提出する書類に自分のフルネームを記入する欄があっても多くの人はハンコを作りません。私は当然、自分のフルネームのハンコを作ってそれをポンと押していますが、その手の効率化をしない人は驚くほど多いのです。

また、少しネットで調べてから取り掛かれば素速くできる仕事でも、イチから自分でコツコツやっていくスタイルの人が多くいます。コツコツやること自体は美徳ですが、効率化できることは効率化した方がより輝かしい美徳となります。

通勤では1秒たりともムダなルートを通らず多くの人が合理的に行動しますが、もっとも合理性を発揮すべき仕事においてそうしないのが私には不思議でなりません。

ムダは余暇で楽しめ!

先ほどは通勤の例を挙げましたが、なにも「散歩なんてムダなことはするな」と言いたいのではありません。

私は散歩が大好きで、アテもなく都内の路地裏を散策しますが、それは通勤時間にすることではないと言いたいのです。

通勤は極めて合理的に、散歩は休日にのんびりと効率を求めずに…、これが普通だと思いますが、仕事になると合理性を考えずにダラダラと残業をして、何よりも大切な家族との時間やプライベートの時間を削っているのです。

多くの人がこんな働き方をする日本では、その非効率さに目が向くことすらありません。

あなたの仕事が速ければ、あなたを含めて周りも幸せになる!

仕事は極限まで合理化・効率化で圧縮して、空いた時間をのんびり過ごす…、これがもっとも多くの人が幸せになる方法です。

まず早く帰ることができるあなたが幸せになります。もちろんあなたの家族も幸せになります。
そしてあなたの仕事を今かと待ち構えている顧客も幸せになるのです。

逆にあなたがダラダラ残業して顧客に提出すべき見積書を出さないことで、顧客は購入するかどうかの判断ができません。

あなたが顧客に見積を出さない限り、顧客は設備投資にいくらお金が掛かるのか分からないので、あなたを待ち続けるしかありません。

また、あなたが早く帰ることで間違いなく部下も早く帰るようになります。
部下が居残るのは上司よりも早く帰るわけにはいかないからか、上司に「頑張ってますよアピール」がしたいからです。

しかし上司のあなたがさっさと帰れば「私も帰っていいんだ」となります。また、上司のあなたが居なければ「頑張ってますよアピール」ができないので長居は無用になるのです。

本気でムダを排除する!

本音では誰もが早く帰りたいはずです。また、通勤や私生活では合理的に行動しているはずです。だから仕事で合理的に行動できないはずがないのです。

ムダなことはせず、ムダがあればすぐにそのムダを排除する…、たったこれだけのことですが、本気で取り組めば必ず成果が出るのです!

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