そもそもなぜ整理整頓が必要なのか?

多くのビジネスパーソンの机の上は散らかっています。

よくこんな状態で仕事ができるなと、呆れるやら感心するやらですが、重要な書類を紛失するのではないかとこっちが心配になってしまいます。

散らかった机を放置していると、それだけであなたの信用は下がります。

また、あなた自身が探しものに明け暮れることになり、仕事の効率を大幅に落としてしまいます。

 

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長時間労働の実態とは!?

長時間労働も、実はこのような整理整頓が行き届いていなかったり、ムダな捜しものをしていることが原因である場合もあるのです。

一説には日本のビジネスパーソンは年間で十数時間も探しものをしているというデータもあります。

しかし正しい仕組みで整理整頓をすれば、あなたの机の上はもう二度と散らかることがなく、常に快適な状態を保てるのです。

根性論でムリしたり、見た目をきれいにしても意味がない!

整理整頓は根性論でするものではありません。あくまでも正しい仕組みを学んで無理なく行おうとする気持ちが大切です。

年末になると散らかっていた机の上をPCと電話だけの状態にして退社する人がいます。しかしよくよく観察してみると単に書類を机の下の段ボール箱に放り込んで机の上のものを無くし、雑巾がけしてきれいに見えるようにしているだけなのです。

年始に出社して仕事をするうちに、また書類が積もって散らかってきます。
なぜ片付いていたはずの机の上がまた散らかるのか? それは正しい仕組みで整理整頓をしていないからです。

この場合、ただ机の上にあるものを段ボール箱に移動したに過ぎません。しかし一見すると机の上はきれいに片付いて見えます。すると周囲の人はもちろん、片付けた本人も「よし、これできれいに片付いた!」と満足してしまうのです。

しかしそれでは本当に片付いたことになりません。ただ「移動した」というのが実情だからです。

ではどうするのが正しい整理整頓なのか?

それはまずいらないものを捨てて、次にフロー(=流れ)を作ることです。
具体的には書類のフローを作るということです。

処理した書類はすぐに捨てるかスキャンしてPCに取り込む、といった感じに書類のフローにルールを設けるのです。

また、フローだけではなく「なるべく紙の書類をもらわず、メールやデータでもらう」などと自分なりにルールや仕組みを考えて、それに従うようにするのです。

こうすれば「年末に片付ける→年始から散らかりだす→年末には最高に散らかった状態になる」というサイクルから抜け出すことができるのです。

センスではなく正しい方法論で!

この他にも整理整頓の正しい仕組みや方法はたくさんあります。そしてそれはある特定の人だけが持つ才能やセンスではなく、あくまで仕組みや方法なのです。

だから整理整頓は誰にでもできます。

ものや書類のフローを見極めて、整理整頓の正しい仕組みやルールを愚直に守る…、これであなたの机の上は常に片付いた状態を保つことができるでしょう!

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