「別枠」を勝ち取ることで、あなたの仕事はうまく行く!

あなたは「別枠」に入っているものがあるでしょうか?

ここでいう別枠とは「A氏は仕事の速さでは誰にも負けないから、A氏に任せればすぐにやってくれるよ」とか「B氏の博識振りには勝てないよ、分からないことがあったらB氏に聞くといいよ」とか「C氏は神経質なぐらい注意深いから、C氏が確認してるなら俺は信じるよ」など、あるひとつのことで絶対的な信用を勝ち取っていて、それが定評になっているようなことです。

何かひとつでもこの「別枠」の域に達することで、あなたの仕事は格段にスムーズに進むようになります。

 

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周囲の評価

ではこの別枠はどうやって勝ち取ればよいのでしょうか?
実は「別枠を勝ち取ろう」としてできるものではありません。

もちろんそんな気概で仕事に臨むのは良いことですが、しかし自分があることにおいて「別枠」に入っていたことは、多くの場合あとから気づくものです。

真摯にひたむきに、そして己が信じるように仕事をしていると、ある日、別枠に入っているのです。

もちろんそれは自分の評価ではなく、ある日他人からそう評価されてハッと気づくのです。

あなたが気に病む短所は…

例えばD氏かなりの心配性です。そのため仕事でも「ここまで確認するか!?」というくらい確認をします。良く言えば万全の体制を期して仕事に臨んでいるのですが、悪く言えば心配しすぎで大胆な仕事ができません。

しかしこれはD氏が生まれ育った過程で身についたものです。いかに仕事とはいえ、D氏の個性なので切り離すことはできず、も良くも悪くも仕事振りに出てしまうのです。

D氏は自分の心配性を気に病んでいましたが、細かすぎる確認をやめられませんでした。
しかしそれを何年も続けたことで、D氏は結果として確実な仕事をする人間だと周りに認められたのです。

別枠入りによる恩恵

D氏のように周りに一目置かれて「別枠」に入ればしめたものです。

普段は口うるさい上司も何も言わなくなります。なぜならD氏以外に口うるさく言わなければミスをする部員がたくさんいるからです。

気難しい顧客E氏でも、D氏の確実さには一目置きます。他社の営業パーソンは今ひとついい加減なので、E氏はD氏に仕事を与えるのです。

このように、有形無形の形でD氏はその恩恵に浴することになります。

ミスした場合でも…

また、多少仕事でミスがあっても大目に見てもらえるようになります。もちろんミスをしないに越したことはありませんし、大目に見てもらうために信用を勝ち取っているわけではありません。しかしそれでもミスをするのが人間です。そんなときに謝って済む人は普段から信頼されているということです。

逆に信頼がなく、普段から憎々しく思われていた場合、あなたはちょっとしたミスでも許してもらえないことになるでしょう。

このように周囲から信頼されて「別枠入り」してしまえば、あなたの仕事はスムーズに流れ、更には人を紹介してもらえたりしてどんどん仕事が広がっていきます。

効率よく合理的に仕事をするのと真摯にひたむきに仕事をするのは何も矛盾しませんので、別枠入りができるように仕事を頑張ってほしいと思います!

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