タッチタイピングは要習得スキル

今の世の中、デスクワークであれば仕事のほとんどがPCで行われます。

情報収集はWebで、やり取りはメールで、資料作成はエクセルやワードで、というふうに、ほぼ全ての作業はPCで行われます。

そしてその入力のほとんどはキーボードを通じて行われます。

ここではPC操作の要であるタッチタイピングの必要性について考えてみます。

 

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なぜタッチタイピングは要習得なのか!?

私の会社では年に1回の定期点検で1時間停電しますが、PCが使えないとほとんど仕事になりません。

以前はFAXしたり手書きで社内資料を作ったりと、やることがありましたが、今は電話するくらいしかできません。
しかしその電話でさえPC内の資料を見ながらのケースが多いので、電話もままなりません。

良くも悪くもこれだけPC依存が進んだ現在です。PCを制するものは仕事を制すると言っても過言ではありません。

そのPCの入口はなんと言ってもキーボードでしょう。この機器を使って全てのデータを入力するのです。

今あなたが読んでいるこの文章も、手元を見ずにタッチタイピングで書いていますが、大量の文章を書く人はもちろん、少しでもPCを使う人は今からでもこの技術をマスターする事を強くお勧めします。

タッチタイピングのメリット、その1 思考が邪魔されない

画面を見ながら文章を打てる、…一度タッチタイピングをマスターすれば、誰もがこのメリットを享受できます。

今まで手元と画面を往復して見ていましたが、これからは手元を一切見ることなく画面に集中できるのです。タッチタイピングでも間違うことはありますが、訂正も手元を見ずにできるので即座に修正できます。これで自由自在に文章を生産できます。

尚、タッチタイピングでは指先を一切見ません。試しに指先を見ながら打とうにも、かえって打てません。目ではなく指が覚えていますし、打つスピードもそれなりの速さなので目が追いつかないのです!

タッチタイピングのメリット、その2 速く大量に打てる

手元を見ないことで大きく生産性があがります。

また、そもそも打つこと自体、速くなります。速く打てるので思考スピードと同じくらいの速さで打てるのです。

手元を見る負荷がないだけで、これほどまでに文章作成能力が向上するのです。

タッチタイピングのメリット、その3 PC恐怖症が無くなる

タッチタイピンをマスターすればPC恐怖症が無くなります。PC恐怖症はキーボードを見て「こんなにキーがあるのか」とうんざりすることで恐怖心が生まれますが、タッチタイピングができればキーボードを見なくて済むので先入観から来る恐怖心が生まれにくくなるのです。

また、タッチタイピングができると、あれだけ怖かったPCを征服した気持ちになるのか、気持ちがラクになります。

更には「この記号はどうやって出すんだ?」という記号でも、キーボードを見て一生懸命探すのではなく、「きごう」と打って変換すれば簡単です。

もちろんタッチタイピングができなくても可能ですが、タッチタイピングで高速で打てるからこそ「きごう」と打つのもたやすいのです。

タッチタイピングのメリット、その4 「仕事ができる人」と思われる

キーボードを打つ速さと仕事ができるかどうかはあまり関係ありません。仕事に対する誠実さ、熱心さ、行動力や実行力、…これらが「仕事ができるかどうか」のポイントです。

しかし(業界にもよりますが)タッチタイピングができると勝手に「仕事ができる人」と思われることが多くなります。

確かにうつむいてキーを打つ姿と、美しい姿勢で画面を見ながら軽快にキーを打つ姿では、後者の方が仕事ができそうです。

なので、どうせなら「仕事ができる人」と思われましょう。相手の単なる先入観かもしれませんが、タッチタイピングができるだけであなたの評価が上がるのなら、それはしめたものです。仕事のチャンスが人より多く回ってくるかもしれません。

また、何か文章を依頼するならタッチタイピングできる人の方が速いに決まっています。そんなことでタッチタイピングができる人に仕事のチャンスが回ってくる確率はやはり高くなるはずです。

タッチタイピングのメリット、その5 昔と比べて文章を書く機会が多いからこそ…

昔と比べて今は物ごとの整合性や根拠(=エビデンス)、論理が求められる時代です。それらは口頭や電話より、メールや書面で求められることの方が圧倒的に多くなっています。

すると、その文章はPCで入力して書く必要があります。ひと昔前に比べて、メールをはじめとする文章を作る回数が飛躍的に多くなっているからこそ、その入力方法をスマートにストレスなくできるようにしておく必要があるのです。

タッチタイピングは大量の文章を作っても疲れにくいのです。

あなたが読んでいるこの文章は、私がタッチタイピングで書いています。長文なので疲れますが、タッチタイピングができなかったらもっと疲れます。そもそも挫折せずに書けるかどうかも怪しいというものです。

タッチタイピングのメリット、その6 一生ものの技術!

タッチタイピングの習得はローリスク・ハイリターンです。私は最近、音声入力技術を試しましたが、その性能の高さに驚きました。しかし電車内で音声入力を使うわけにもいかず、使える場所や環境が限られてしまいます。また、音声入力を使いながらキーボードも使うので、まだまだタッチタイピングの出番はなくならないようです。

私がタッチタイピングをマスターして20年以上経ちますが、その間ずっとその恩恵に浴しています。

また、タッチタイピングの練習は青春や睡眠時間を犠牲にする必要がありません。私は物覚えが良いとはいえない方ですが、それでも1ヶ月程の練習でかなりできるようになりました。その1ヶ月も「石にかじりついて」という感じでもなく、無理なく睡眠時間も犠牲にすることもない程度の練習でした。

これが資格の勉強であれば数年勉強して取得できるか分からないものさえあります。そもそも取得するのに何かを犠牲にする時点でリスクやコストがあると言えますが、タッチタイピングにはそのようなリスクやコストはありません。

私はタッチタイピング習得用のゲームすらやっていません。ごく簡単な、自宅でできる原始的な練習しかしていないのです。

そしてそのスキルは20年経った今でも役に立ち続けているのです。

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