スピードの重要性を認識し、即対応で仕事を回す!

ひと昔前はインターネットが無かったのでメールもありませんでした。そんな時代を生きた私でも、つい最近まで電話かFAXしか通信手段が無かったことが信じられません。

更に昔はFAXさえ無く電話か郵送だったので、世の中はゆっくり動いていました。

しかしネットが普及したことで全てのスピードが速くなりました。

一瞬で届くメールや翌日に届くネット通販が、世の中のスピードの基準になりつつあるのです。

 

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速く返信するだけで感謝される!

世の中はスピードを争う時代ですが、実際の仕事の現場では仕事が遅い人がほとんどです。そういう私もかつてはのろのろと仕事をしていました。

催促の電話に追いかけ回されるのは日常茶飯事でしたし、仕事の依頼がたくさんきてパンクしたのも一度や二度ではありませんでした。

当然、社外・社内を問わず矢のような催促が来て怒られまくり、相手も私も嫌な気分になっていましたが、ある時を境に仕事を速くこなせるようになり、世界が見違えるような感覚を味わいました。

仕事が速いことで色々な人から感謝されることが多くなりました。そして本当に驚くべきこと、それはただメールの返信が速いだけで人は感激するということです。

しかしなぜ対応が速いだけで感激してもらえるのでしょうか?

それはその人の周りにも仕事が遅い人が多いからです。

仕事が速い人は10人中せいぜい3人です。なので誰もが周りの仕事の遅さにイライラしながら過ごしています。そんな中で「仕事が速い3人」になれれば感謝されるのは必然です。

メール返信のベストなタイミングは?

私はすぐ回答できるメールはすぐ返信し、すぐ回答できないものは「メールありがとうございます。追ってご回答致します」とだけ書いて返信します。

出社後すぐ、全メールに返信するのです。

こうすれば回答をもらった相手はそれでOKですし、「追ってご回答します」のメールをもらった相手は「そうか、ちゃんと読んでくれたか」と安心し、こちらとしても次の返信(=回答)までの猶予ができます。

これとは逆に、すぐ回答できないからといってメールを読んだまま放置するのは最悪です。

当たり前ですが、相手はあなたがメールを読んだかどうか分かりません。相手は「いつになったら返信が来るのか」とヤキモキして待つことになるのです。

いつまでもあなたがメールを返信しないので相手は電話をかけてきます。せっかくメールで効率的にやり取りしようとしたのに、不安になって電話をかけてくる…、これほど不合理なことはありません。

なのでメールを読んだことだけでも返信します。
もちろん「○月○日までに回答します」とこちらから適切な期限を提示できれば尚よしです。

たったこれだけですが、実行する人はほとんどいないのでとても感謝されます。

試験は時間いっぱいで100点を、仕事は見切り発車で70点を目指せ!

仕事では、じっくり時間をかけて100点満点を取る必要はありません。コンペや入札など締め切りがある場合は別ですが、通常の仕事は見切り発車の70点でサクッと提出するのがベストです。

仕事は相手と調整しながら作り上げるものです。むしろ70点で出して「これでどうでしょうか?」、「アドバイスを頂けると嬉しいです」とお伺いを立てながらの方が良い場合さえあります。

仕事は日々状況が変化するものです。例えば予算取りで会議室の椅子100脚の見積依頼があったとして、しかし数日後に予算が削られて50脚にしてほしい、あるいはもっと安価なものにしてほしいという変更がザラだからです。

粘りに粘って100点に近づけるのではなく、完成度70点でサクッと提出してから修正するのがベストです。

走りながら現場状況の変化に対応する…、この考え方が大切です!

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