仕事は砂場で遊ぶのと同じ!?
どこで読んだか記憶にありませんが「大人にとっての仕事は子どもが砂場で遊ぶのと同じだ」という考え方があります。
多くの人間はラクしたい、道楽したい、仕事をしたくないと思いながらも、無為には耐えられません。経済的に成功し、生活に不自由がない人でも仕事を辞めないのはそのためです。
大人にとっての仕事は子供が砂場で遊ぶようなものだからです。
砂場あそびにも「目的」がある!
その砂場遊びですが、子供たちはお城を作って遊びます。
子供同士が協力したり喧嘩しながらお城の完成という目標達成を目指します。
子供の遊びとは言え、ただ砂をこねたり投げたりするのでは遊びとして成立しません。
子供でも4~5歳にもなれば、遊びにも彼らなりの明確な目標が必要になるのです。
「目標」と「情報発信」
このように子供の遊びですら目標が必要です。なので多くの「大の大人」は自分がやっていることに意味や目標が欲しいと感じています。
いくら生活に困らない大金を持っていても、毎日ごろごろしていると多くの人はその無為に耐えらなくなります。そこで色々なモノを収集したり色々な場所を訪れたりすることを「目標」にして、それを達成しようとします。
例えば宛もなく観光地を巡っていてはいつか飽きます。そこで「日本各地にある道の駅を制覇しよう」というふうに、いつの間にか「目標」を掲げ、その達成を目指すのです。
更にそれをブログで情報発信したくなるのが人間というものです。
それは金銭も人間関係も発生しないので仕事とは言えませんが、「目標」や「情報発信」がある点で仕事とよく似ています。
仕事を通じての人間関係
人間は孤独を嫌います。孤独を好む人でも、どこか少し人恋しいものです。だから人とつながっていたい。しかし「大の大人」が人とつながるのにただお茶を飲んで話すだけでは間が持ちません。そこで意識的・無意識的に仕事を通じて人とのつながりを持とうとします。
多くの人にとって仕事の目的は「金銭」ですが、それ以外にも「目標」や「情報発信」、そして「人間関係」があります。
また、更に高次の目的として「自己実現の欲求」もあります。
このように、仕事は多くのものを人間に与えてくれます。
お金以上の「高次の欲求」
昔と違って今は生きるために仕事をしなくて済む人が増えました。
人間にとって最も重要な食料の心配が先進国ではほぼ無くなりました。また、道路や建物などのインフラも整備し尽くされました。
しかし人は仕事を辞めません。働かなくてもよいのに、なぜ人は働くのか…、今後はAIの台頭で人間の仕事はますます少なくなります。
これを良いことと捉えるのか、それとも人間から生き甲斐を奪うものと見るのか、…今後の世の中の動向は、私たち人間の生き方も大きく変えることでしょう!
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タグ:概論
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