苦しくなってきたら「仕事を手放す」練習を!

集中して仕事をしていると、自分がどんどん追い込まれる感覚を味わうことがあります。

この文章を書くときもそうですが、ずっとタイピングしていると乗ってきて止まらなくなります。いわゆる「ゾーン」に入っている状態なので、この素晴らしい集中力が発揮されている間に一文字でも多く書きたいと願い、ひたすらタイプを続けます。

しかしある程度、集中して書き続けていると苦しくなってきます。頭が締め付けられるような感じで「うーっ」と唸りたくなります。こうなってもタイプを止めないと、そこから更に苦しくなり、最終的に無気力になってしまうのです。

これは私における個人的なパターンですが、ようやくそのパターンに気づいたことで仕事のしかたが変わってきました。

 

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「手放す」ことは簡単な訓練でできる!

私は苦しくなってきたら、すぐに「仕事を手放す」ようにしています。

これは実に簡単なやり方で、こうして文章にするとバカバカしい感じさえします。しかし今までの私は仕事に集中すると、その仕事を手放すことができずに苦しくなる→無気力になる→かなり長い間なにもやる気がおきないというサイクルを繰り返してきたのです。

これでは集中して仕事をしたとしても、それ以上の長期間ずっと無気力で仕事にならないので、かえってマイナスになってしまいます。

このようなパターンがあることに気づけたのは、私にとって大きな収穫でした。

自分を知ることは簡単なようで難しい…

…その証拠に、多くの人は自分で「やる気」をコントロールできずにいます。もちろん私もそのひとりですが、自分のパターンに気づいたことで、ある程度「やる気」やマイナスの感情をコントロールできるようになったのです。

しかもその「やる気」を引き出す方法は、自分にムチ打ってひたすらストイックにするというものではなく、「これ以上やると辛くなるな」と思った時点ですぐに「仕事を手放し」、息抜きしてしまうというものなのです。

家ならゴロンと布団に転がってテレビを見る、それもバラエティ番組などの何も考えずに笑って見られるものにします。

会社なら自販機でお茶を買ったり外気に当たったりします。
私のなかでは仕事を「パッと手放す感覚」でやっているのです。

少しでも苦しくなる兆候が現れたら「キリの良いところまで」と思わず、即座に「手放す」のです。

ネガティブな感情も「手放す」とよい!

人間はひとりでいるとネガティブになりがちです。
そんなときもこの「手放す」感覚で、ネガティブなことを忘れる練習をしましょう。

パッと手放す感覚でネガティブ思考をどこかへやるのです。

一度ネガティブ思考に陥ったら最後、悪い方へ悪い方へと考えてしまうのが人間です。

普段は明るい人でも、ふとひとりになるとそんな気持ちに襲われることがあると思います。しかしある程度訓練することで、ネガティブな気持ちに引っ張られないようにすることができるのです。

苦しくなったら即、嫌なことを手放す、ぜひやってみて下さい!

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