電話で使える! 覚えておくと便利な言い回し

普段、私たちは頭を使って理性的に生きていますが、結局は人間も動物であり、理性ではなく本能や感情で動く部分が残っています。

特に電話は感情的になりがちなので、注意が必要です。

ここでは相手と冷静にやり取りができる話術をいくつか紹介したいと思います。

 

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なぜ電話だと感情的になりやすいのか!?

電話はお互いに相手の顔が見えず、声だけのやり取りになるので、感情的になりがちです。

また、電話はこちらの都合に関係なく、いつかかってくるか分かりません。

この2つの理由から、電話をしているとついイライラしてしまう人がいるのです。

冒頭に「○○ですが…」と入れてから、言いづらい本題に入る!

さて、そんな電話越しでも、こちらの意図をうまく伝えるために覚えておくと便利な言い回しですが、話の流れのなかで適切に入れると効果的です。

例えば何かを断るとき、ただ単に「できません」と言うのではなく、「言いにくいお話しですが…」と断った上で、できない旨を伝えれば、相手がヘソを曲げることが少くなります。

あまり良い話ではないことを伝えるときは「色よい話ではありませんが…」と付け加えるのもよいでしょう。

また、こちらの都合と相手の都合を擦り合わせる場合は「まずはこちらの都合だけをお話ししますと…」と言えば、その言い方には続きがあると分かってもらえるので、相手に最後まで聞いてもらえる確率が高まります。

先述の通り、人間は感情の生きものです。

いきなり「できません」とか「納期が間に合いません」などと切り出すと、最後まで話す間もなく相手に激怒されて大変なことになります。

結局は言いにくいことを伝えるわけですが、言い回しひとつで相手の心証が違って、更にはこちらの苦しい実情を分かってもらえる可能性もあるので、適切な言葉を選びながら誠意を込めた話し方をしましょう。

そうすれば、いくらかでも電話越しにあなたの誠意が伝わるはずです!

できないことはあらかじめはっきり言っておく

「言い回し」とは違いますが、「何ができて何ができないか?」、これをはじめにハッキリ言っておくのはビジネスにおいてとても大切なことです。

人間はどうしても自分を守ろうとしますが、自分を守ろうとするほど面倒なことにります。

例えば、あなたが英語ができる振りをすれば、外国人は英語でガンガン話し掛けてきます。もちろんあなたは対応できません。しばらくしてその外国人はあなたが英語ができないことに気づき、呆れて去って行きます。

しかし最初から英語を話せないことを正直に伝えていれば、こんなトラブルには発展しなかったのです。

これと同じで、ビジネスでもできないことはできない、分からないことは分からない、即答できない場合は折り返し電話すると、怖がらずに最初に言ってしまいましょう。

そして、そんなときこそ「言いにくいお話しですが…」と付け加えることで、相手の心証も少しは穏やかなものになるのです。

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