「お金がないから」「分からないから」が言い訳になった現代社会
ひと昔前に商売をするには、何をおいても元手となるお金が必要でした。
しかし最近になって、その状況が変わってきました。
元手がなく、銀行借入れをする信用がなくても、クラウドファンディングなどで個人が簡単に資金調達できるようになったです。
クラウドファンディングの衝撃!
もちろん資金の重要性は変わりませんが、それと同じくらい重要なのが、キラリと光るアイディアです。
もしあなたに何か良いアイディアがあったとしたら、資金はあとから付いてくる時代になったのです。
逆に言えば「資金がないから(起業できない)」が言い訳になったということです。
あなたに何らかのアイディアがあり、それを世に問えば、それが画期的なものであれば簡単に資金が集まるのです。
「規模の経済」の限界を突破する試み
小ロット過ぎて実現不可能な商売やサービスでも、クラウドファンディングで実現できる可能性が高まってきました。
規模や人数が集まらないからと、これまで諦めていた商品やサービスが今後は実現されることが期待されています。
これは起業する側はもちろん、商品やサービスを受け取る側にもメリットがあります。
また、バングラディシュにあるグラミン銀行の小口融資、いわゆるマイクロクレジットは、その巧みな仕組みにより、貧困層を救う試みとして注目を集めています。
「ネット検索」が言い訳を封じた!
知識に関しても、ひと昔前と比べて入手が簡単になりました。
ネットがなかった頃はもちろん、ネット黎明期と比べても、ネットの情報量は膨大な量になりました。
あなたが起業しようと思ったら、事業や商品、サービスに関するかなりの部分をネットで調べることができるのです。
大昔のようにツテを辿って丁稚奉公や修行をして「のれん分け」してもらえる世の中ではなくなったのです。
検索して検索して検索すれば、かなりの情報にアクセスできます。
それでも欲しい情報がなければ書籍に求めることもできます。
ネットにも書籍にもない情報はありますが、しかしネットと書籍であなたはかなりの情報を入手できるのです。
だからこそ、やる気とアイディアが大切!
「お金がない」も「ノウハウがない」も言い訳になる世の中になりました。
これは大きな資本をもたない私たち個人にとって大きな革新です。
それだけインターネットという技術が革命的だったということです。
今後もさまざまな技術が生まれてきます。
AIだけでなく、フィンテック、ブロックチェーン、IoTなど、それぞれが成長し、相互作用で世の中が発展するのです。
これらの技術を語るときに雇用喪失面ばかりに注目が集まる傾向がありますが、そもそも世の中を便利にし、発展させるための技術であることに今いちど注目してほしいと思います。
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