私の仕事論
私は頭の回転が速いことのみをもって頭が良い、とする風潮があまり好きではありません。
もちろん頭の回転が速いことは頭が良い要素のひとつですが、しかしそれはあくまでひとつの要素であって全てではありません。
頭の良さは「トーク」に代表される「頭の回転の速さ」だけでなく、知識、洞察力、考察力などで総合的に判断されるべきだと考えています。
仕事では頭の回転の速さより行動力だ!
もちろん頭の回転が速ければ「機転が利く」と言われ、さまざまな場面で役に立ちます。
よって多くの「そんなに頭の回転が速くない人」は、「自分は頭が悪いから」と落ち込んでしまいます。
しかし仕事では台本無しの一発勝負のようにアドリブと機転が全てではありません。私はこの「仕事の性質」に何度救われたか分かりません。
私が考える仕事の素晴らしさは「全てを頭のなかだけで解決・対応しなくてもよい」ところにあります。
「反射神経」が問われない世界
例えばメールですが、メールは数秒で書く必要はありませんし、反射神経的に返信しなくてよいのです。じっくり文章をチェックしてから送信すればよいのです。
苦手な人が多い電話もそうです。電話する前に想定問答をメモしておけばよいのです。相手に伝えることも、あらかじめ箇条書きにしておけば万全です。
また、仕事で分からないことがあれば誰に聞いてもいいのも仕事のよいところです。
社内でも社外でもネットでも、誰に聞いても構いません。それでも分からなければ現地に行って調査してきてもよいのです。
結果だけではなく、行動力も評価される!
しかもそうやって調べまくっているあなたの行動を周囲から見ると「あいつは積極的だ」とプラス評価にさえなってしまう、これが仕事のよい側面です。
学生時代のテストではこうはいかないのに、仕事では「何でもあり」なのです!
何でもありだからおもしろい!
仕事では法や倫理に反しない限り「これをやったらダメ」ということがありません。
何をやってもいいのです。
仕事においては何よりも積極性が求められるのはこのためです。
やる気や積極性さえあれば、ほとんどの問題が解決できる。
…私が仕事を素晴らしいと感じるのはそういったところです!
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